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【2020年大学入試】TOEICとTOEFL、IELTSとの換算式が正しいのか検証したら、衝撃の事実が判明した…

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こんにちは。

miyaneです。

最近、受験英語で外部試験を導入しようっていう流れがありますよね。 従来のセンター試験に変わって、英検とかTOEFLとかの試験を導入しようって言うアレですね。

TOEICが「やっぱり大変そうだからやめるわ」って言い出したり、

東大が「別に民間試験受けなくてもOKよ。」って言ったり、色々混乱がありますよね。


そんな受験生の皆様が気になるのが、

民間試験間のスコア変換って正しいの?

ってことでしょう。

できれば点数が取りやすい試験を受けたいですからね。


実は僕、TOEICとTOEFLとIELTSをほぼ同時期に受けたことがあります。 (ちなみに、TOEFLとIELTSは留学向けの試験です。)

これら三つの試験の換算式は正しいのか?

僕のケースで検証してみました。

CEFRとは!?英語民間試験の相互換算表

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まず、大学入試での英語試験の点数変換について調べてみました。

点数変換は、どうやらCEFRに基づいて行われるようです。

CEFRって何?って人がほとんどだと思いますので、 文部科学省のこちらの資料から引用しました。

CEFRとは、

語学シラバスやカリキュラムの手引きの作成、学習指導教材の編集、外国語運用能力の評価のために、透明性が高く、分かりやすい、包括的な基盤を提供するものとして、20年以上にわたる研究を経て、2001年に欧州評議会が発表した

モノだそうです。

ザックリ言えば、研究に基づくそれっぽい英語力基準 (乱暴)のことです。 最高ランクのC2から、最低ランクのA1まで、英語力を6つにランク分けしています。


で、文部科学省は、平成30年にTOEFLやTOEICなどの英語民間試験とCEFRとの変換表を公開しました。(出典:各資格・検定試験とCEFRとの対照表)

↓の表は、文部科学省の資料から、IELTS、TOEFL iBT、TOEIC (S&W)を抜き出したものです。

CEFR IELTS TOEFL iBT TOEIC (LRSW) TOEIC (LR)
C2 8.5 - 9.0 - - -
C1 7.0-8.0 95-120 1845-1990 945
B2 5.5-6.5 72-94 1560-1840 785-940
B1 4.0-5.0 42 - 71 1150-1555 550 - 780
A2 - - 625-1145 225-550
A1 - - 320-620 120 - 220

ただ、リスニングとリーディングのみのTOEIC (L&R)は換算表がなかったので、ETSの公式サイトを参照し、追記しました。


この表が、TOEIC<=>TOEFL<=>IELTSの公式変換表と言えるでしょう。

うん。公式変換表は意外と合ってる。

では、僕の場合を例にとり、この変換表が正しいかどうかを確かめてみました。 ちなみに、僕はTOEIC S&Wは受けたことがないので、TOEIC L&Rで換算しています。


僕のスコアは

テスト スコア
IELTS 6.5
TOEFL iBT 93
TOEIC 845

です。

これをCEFR換算表に当てはめてみると…

じゃん!!

CEFR IELTS TOEFL iBT TOEIC (LRSW) TOEIC (LR)
C2 8.5 - 9.0 - - -
C1 7.0-8.0 95-120 1845-1990 945
B2 5.5-6.5 72-94 1560-1840 785-940
B1 4.0-5.0 42 - 71 1150-1555 550 - 780
A2 - - 625-1145 225-550
A1 - - 320-620 120 - 220

見事!?全部の試験でB2でした!!

なんだ!!変換表正しいじゃん!


ところで、B2ってどの程度の英語力なのでしょうか。

CEFRでは、英語力B2を次のように定義しています。

自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。

うん。ムリだ。特に母語話者とはお互いに緊張しない~のくだりの部分が

明らかに僕は過大評価されているようですね。

これで上から3つ目の評価か。C2とC1はバケモンなんだという事がよく分かりました。

果たして、TOEFLとIELTSは本当に大学入試で使われるのか…?

そういえば、最近こんな報道を読みました。

「東大・京大など、国立大25校がCEFR A2レベルを要求」

special.sankei.com


ふーん、A2か…A2ね…

ん!?A2!!!???


いや、落ち着きましょう。

もう一度、CEFRの換算表を見てみましょう。

CEFR IELTS TOEFL iBT TOEIC (LRSW) TOEIC (LR)
C2 8.5 - 9.0 - - -
C1 7.0-8.0 95-120 1845-1990 945
B2 5.5-6.5 72-94 1560-1840 785-940
B1 4.0-5.0 42 - 71 1150-1555 550 - 780
A2 - - 625-1145 225-550
A1 - - 320-620 120 - 220


うん。

TOEFLもIELTSもA2なんて低レベルすぎて測定不能ですな。

TOEICはA2を測れますが、入試から撤退しちゃいましたし。

TOEFL・IELTS・TOEICが入試で使われる可能性はゼロですな。

測れない試験を入試要件にするとか、マジで意味不明です。

というか、最高学府の東大ですら、A2程度しか求めないって…

英語民間資格を入試で活用する気がさらさらないのが明白ですよね。


英語民間試験の大学入試への導入は2020年度からです。

始まる前からすでに形骸化しているという謎の事実が判明するという、予想外の結末でした。